マンション水道トラブルの原因と対策。漏水・赤水の症状と工事の流れ

公開日:2024年03月04日

水道設備のトラブルはいつ起きるかわかりません。それは、経年数・使用管材・使用部材・使用頻度などにより変化します。
予定していた「大規模修繕工事」より早いタイミングで設備の不具合が発覚した場合を想定し、水道設備改修の流れと工事の進め方を検討しておくと、いざという時だけではなく大規模修繕工事の際も役に立ちます。
まずはトラブルの「症状」から「原因の特定」「対策工事」までの流れを把握・可視化してマンション全体で共有することが重要です。

マンションの給水トラブルにはどのような「症状」があるの?

マンションの給水設備の不具合は、以下の具体的な「症状」として現れます。

①漏水

住環境に一番影響を与えるトラブルです。マンション全体で一斉に起きることは少なく、何件かの部屋で発覚していき、広がっていくケースが多いようです。

②水量・水圧不足

マンションのあちらこちらで、「最近水の出が悪い」という声が聞かれるようになったら「要注意」です。

③赤水・水質劣化

「水の味が悪くなった」や「鉄の味がする」「赤く色がついた水が出る」など、水質の劣化には衛生上も多くの問題があります。

④異音・振動

給水は正常に行われていたとしても、ポンプ室などから異音が聞こえる時は設備点検のサインです。

それぞれの「症状」の「原因」はなに?

詳しくは 専門家の調査と判断 が必要になりますが、一般的にそれぞれの「症状」の「原因」は以下となります。

◯漏水の原因

①配管のサビ、腐食による欠損
②外圧力による破壊
③水槽・ポンプからの漏水

◯水量・水圧不足の原因

①配管内部のさびによる閉塞
②ポンプ設備の劣化・故障

◯赤水・水質劣化の原因

①配管内部のさび
②受水槽の容量と使用実態の乖離(水槽が回らないため藻や苔の発生)

◯異音・騒音の原因

①ウォーターハンマー
②ポンプ不具合(軸ズレなど)
③水位制御の問題(水槽制御棒やボールタップの故障など)

どのように工事を進めていけばよいの?

原因の特定が明らかになり工事の必要があると判断をした場合、大きく分けると次の3つのパターンで進めていきます。

1.更新工事:問題のある箇所(もしくは全体)を新しく「取り替える」

2.更生工事:問題のある箇所(もしくは全体)の既存の配管をクリーニングして補修し「再生させる」

3.併用工事:場所や症状により更新工事、更生工事の両方で対応する

工事業者と打ち合わせをして工事方針を決定する際には、次のフローチャートを参考にするとよいでしょう。

もっと知りタイム

共有部と専有部の配管工事を、同時に行う際の注意点

マンション全体で給水設備の工事を行う場合、専有部も同時に行うかが大きな課題となります。
リフォーム済みの住戸や費用負担など住民との合意形成は複雑ですが、以下の検討事項を参考にして専門家と話し合いながら進めるとよいでしょう。

◯共有部と同時に施工できるか?
◯壁・床・キッチン機器撤去等、どこまで工事するか?またその費用負担をどうするか?
◯断水など、住居内の工事日程と共有部工事日程の調整をどうするか?
◯同時施工のメリット、デメリットの明確化をして住民の合意形成が図れるか?

参考記事https://www.sankou-setsubi.co.jp/services/check_water.html

関連記事

ご相談・お見積もり無料

お問い合わせだけでもOK!
お気軽にご連絡ください。

電話(無料通話)
0800-800-7388
受付時間
9:00~18:00
平日